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放射線部



概要

放射線は医学の発展に大きく関わり、病気の診断には欠くことのできない存在となってきました。

私たち診療放射線技師は診療放射線を取り扱う事のできる唯一のスペシャリストです。

現在4名の診療放射線技師がより正確な画像診断のため、放射線・CT・MRIを利用した種々の検査を行っております。

常に病変部を的確に描出することを心掛けると同時に、慣れない検査で不安な気持ちを少しでも解消し、安心、安全な検査を行っていくことを心掛けております。

また、病診連携の一環として、地域の医療機関からの紹介によるCT・MRIなどの画像診断を積極的にお受けしています。

検査装置・検査のご案内

一般撮影検査

一般的に、レントゲン撮影という言葉で呼ばれています。

放射線検査の中で、一番多く用いられている検査で、頭部、胸部、腹部、骨格など身体のほとんどの部位の撮影を行います。

当院では、フラットパネル検出器やCR装置を用いて、高精細なディジタルX線画像を提供しております。

X線透視検査

胃癌検診などでバリウムを飲んで行う検査がこのTV透視診断撮影装置です。

その他、整形外科の骨折整復や、泌尿器科の造影検査、リハビリテーション科の嚥下造影検査なども実施しております。

また、X線断層(トモシンセシス)撮影も可能な為、多目的に使用できる装置となっております。

X線CT検査

2012年12月に64列マルチスライスCT「SCENARIA(シナリア)」が導入されました。

このCTは1回転0.35秒スキャンや、1スキャン:128枚の画像収集など、これまで以上に高精細、高密度な検査を提供することが可能となりました。

最先端のCT技術である“逐次近似再構成“も搭載し、被ばく線量を抑えながら以前と同等な画像を実現が可能となりました。

MRI検査

2016年6月に1.5テスラMRI装置「東芝社製Vantage Elan」が導入されました。

MRI検査における負担を軽減する数々の新機構、ソフトウェアも搭載しております。

標準搭載された静音化技術などの、すべての人に優しい検査環境を実現し、各診療科の幅広いニーズに柔軟に対応できる装置となっております。

このMR装置は高画質、高性能で多彩な機能を搭載しています。

特に超急性期脳梗塞、脊髄損傷の診断に優れている装置です。

その他に造影剤を使わなくても血管の画像が撮影や、乳腺の検査もできます。
また、脳ドックを気軽に受けられるように、MRI撮像とMRA(脳血管撮影)の検査「脳検診」を低行っております。
脳疾患検査のファースト・ステップとして是非ご利用ください。

MR検査では磁場と電波を使って撮影します。
このためペースメーカーをされている方などMR検査を受けられない場合がありますので検査前には必ず担当医より確認させていただきます。

MRI・CT検査を、ご紹介いただく地域の先生方へ

当院では、ご紹介いただく先生方との密接な連携を通じて、地域医療への貢献を目指しております。

先生方の幅広いニーズに柔軟に対応し、整形外科領域・内科領域・婦人科領域など科を問わず多種多様の画像をご提供できる体制を整えております。

患者さまとご紹介いただく先生方を、医療機器と画像撮像・診断技術でサポートし、先生方の診療のお役に立てるよう鋭意改善に努めてまいりますので、ぜひご活用いただければ幸いです。